野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】

野田内閣が進める重要政策について、総理の思いや取組状況等を国民の皆様に向けて分かりやすく伝えるための首相官邸オフィシャルブログ(官邸かわら版)です。

全力で駆け抜けた一か月

総理のブログ 2011年10月03日 (月曜日) 19:33

 総理就任から昨日で一か月が経ちました。この間、台風12号・15号の大雨被害への対応、国連総会への出席、国会での代表質問、予算委員会など、とにかく全力で駆け抜けてきました。

 私自身の生活は、以前と比べて、大きく変わりました。たまたまテレビをつけると、お笑いタレントの方による自分の物マネを見かける、といった事態は、およそ想定外の出来事です。これもまた、国民の皆様の期待の大きさを示すものとして、ある意味で光栄なことでありますが、内閣総理大臣の職責の重さを示す現象の一つでもあると思います。改めて、気持ちを引き締めて仕事に当たらなければならない、と思う次第です。

 訪米から帰国して、先週は、衆参両院の予算委員会で、政権の重要課題と取組の方向性について、与野党からの質疑にご対応させていただきました。各党・各会派によってアプローチに違いはあるかもしれませんが、「今なにをやるべきか」という点については、大きな差はないことが確認できたように思います。野党の皆さんから、時には厳しいご意見もありましたが、建設的なご提言もたくさん頂戴いたしました。大変にありがたいことです。

 その中でも、朝霞の公務員宿舎についてのご指摘については、私としても真摯に受け止めさせていただき、本日、建設現場を視察し、私自身の目で、工事の進捗状況などを確認しました。昨年末の段階では、私自身を含め財務省の政務三役で「地域の街作りにも資する」といった側面も含めた総合判断を下していました。

 しかしながら、国会論戦を通じて、大震災で巨額の復興のための財源が求められ、これから冬に向けて、仮設住宅で不自由な暮らしをされる被災者の方々が多数おられる中で、国民、とりわけ被災者の皆さんの心情をきちんと考慮に入れなければならないということに改めて思いを致しました。幸いにも、現場はまだ「着工」といっても、杭打ちも終わっていない段階であり、ここで立ち止まることができる状況でした。背の高い古木も多く残る現場では、建設反対を訴えられている市民の方々も集まっておられ、地元でも様々な意見があることが伺われました。

 こうした状況を私なりに踏まえ、熟慮の末、少なくとも復興への集中期間である5年間は事業を凍結するよう、先ほど、担当の安住財務大臣に指示したところです。

 被災地で懸命に復興作業を続ける皆さんも、円高に苦しむ中小企業の方々も、対策の「実行」を待っています。一日も早く三次補正予算案とその関連法案を国会に提出しなければなりません。

 与野党協議を進めるにあたって、今回の朝霞の公務員宿舎の問題のように、野党の皆さんをはじめ国民各層から良いご提案をいただけるのであれば、謙虚に耳を傾けたいと思っています。

 先週土曜日、ようやく清掃作業などが終わり、入居の準備が整ったので、官邸の隣にある公邸に引っ越しました。これから更にアクセルを踏み込み、ギアを上げ、スピード感を持って政策実現を図っていきます。

 平成23年10月3日 内閣総理大臣 野田佳彦

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