野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】

野田内閣が進める重要政策について、総理の思いや取組状況等を国民の皆様に向けて分かりやすく伝えるための首相官邸オフィシャルブログ(官邸かわら版)です。

 アジア太平洋の未来を語り合う場であるAPEC(「エイペック」と読みます)の首脳会合に出席するため、先週末にハワイのホノルルへ飛び、昨晩(14日)遅くに、戻ってまいりました。先週のG20への参加に引き続き、3週連続で続く外交日程の第2弾です。

 私がハワイを訪れたのは、実に34年ぶりでした。どこまでも続く青い空と海に囲まれ、清々しい暖かな風が吹き抜けるホノルルの自然はその時のままで、とても懐かしい気がしました。他方、首脳会合が開催されたビーチの周辺は、かつてなかった数十階建ての高層ホテルがいくつも立ち並び、大リゾート地として大きな発展を遂げている姿には、驚きを禁じえませんでした。

 これからの成長センターであるアジア太平洋地域の「ど真ん中」に位置するハワイの地は、先の大戦で戦火にさらされながらも、戦後の平和と繁栄を象徴する場所となっています。そういう意味では、場所柄としても、歴史的にも、これからのアジア太平洋地域の確かな未来を感じるのに最もふさわしい場所であったと言えるのではないかと思います。

 熱気溢れる首脳同士の議論に参加して、改めて、アジア太平洋地域には、大きな可能性が開けていることを実感しました。同じ時間を過ごした21の国や地域の首脳の方々は、皆、そうした未来への想いを共有できたのではないでしょうか。

 今般の会合では、昨年に我が国が議長としてまとめた「横浜ビジョン」の理念を具体化するため、技術開発で内外差別を防止し、環境に優しい製品の障壁を減らす、といった具体策で合意に達することができました。日本の優れた技術で地域の発展に貢献するためにも、実に意義深く、大きな成果だと考えています。私からも、地域全体の省エネを更に進めるため、日本の経験や教訓、今後の挑戦を説明し、全体の議論に微力ながら貢献したつもりです。

 出発前の記者会見でお話しをした、環太平洋パートナーシップ協定、いわゆるTPPについては、我が国として交渉参加に向けて関係国との協議に入ることとした旨紹介しました。いくつかのエコノミー(APECでは、参加している「国や地域」のことをこう言います)からは、歓迎の意を表明してもらいました。

 また、議長国のオバマ大統領はじめ、胡錦涛中国国家主席、メドベージェフ・ロシア大統領らと個別に会談を行い、いずれも良い雰囲気の中で、有意義な会合を行うことができました。

 今後とも、アジア太平洋地域の活力を我が国の将来に向けて取り入れていくための方策について議論を深め、今後の対応をしっかりと見定めていきたいと考えています。

 平成23年11月15日 内閣総理大臣 野田佳彦

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