野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】

野田内閣が進める重要政策について、総理の思いや取組状況等を国民の皆様に向けて分かりやすく伝えるための首相官邸オフィシャルブログ(官邸かわら版)です。

三次補正とこれから

総理のブログ 2011年12月02日 (金曜日) 18:00

 野田政権発足から3か月を迎えようとしています。

 先月の21日に総額12兆円超に上る三次補正予算が、一昨日の30日には、その裏付けとなる復興財源確保法が国会で成立しました。これにより、大震災からの復旧・復興、原発事故の早期収束、日本経済の建て直しという野田政権の最優先課題への取組を大きく加速させることができると考えています。

 多くの人が待ち望んできた三次補正を実行の段階に移せるのは、「国会の決断」の賜物です。この意義については、昨日の記者会見でも申し上げましたので敢えて繰り返しませんが、被災自治体の財政負担を実質的にゼロにするといった、先例のない財政措置を講ずることによって、被災自治体の現場の皆さんが躊躇なく、地域の復興ビジョンをまとめ、その実現に向けて確かな足取りを進めて頂けるのではないかと思っています。

 被災地の本格復興に加え、大規模な除染、産業空洞化対策などにも必要な事業を盛り込んだ三次補正を一日も早く執行し、現場に「生きたお金」を届けていくことができるよう、私と関係閣僚が先頭に立って取り組んでいきたいと考えています。

 そういう意味で三次補正の成立は「大きな一歩」ですが、日本を取り巻く情勢は、円高の進行、タイの洪水、欧州債務危機などによって、これまで以上に先行きに不透明感が広がっています。

 そうした状況を踏まえて、昨日、安住財務大臣に四次補正予算の編成を指示しました。三次補正をしっかりと執行しながら、それでも残る課題には、四次補正できちんとフォローアップする構えを取り、国民の皆様の安心と安全の確保に万全を期します。

 これから年末にかけて、震災前から我が国が抱えてきた諸課題についても、次なる段階へと議論を進め、具体的な処方箋を明確にしなければなりません。

 先週から今週にかけて、地域主権戦略会議、国家戦略会議、総合科学技術会議、あるいは24年度予算編成に向けた調整など、様々な場で「この先の日本」に向けた議論が本格化しています。特に、社会保障の機能を強化し、安定財源を確保して持続可能なものとする「社会保障・税一体改革」の具体化は、極めて大きな課題です。

 昨日から急に外気が冷え込みました。東京でも真冬のような寒さですから、被災地の状況が気になってなりません。仮設住宅の寒さ対策を急ぎます。全国の皆さん、急な気候の変化でお風邪など召されないよう、くれぐれもご自愛ください。

 平成23年12月2日 内閣総理大臣 野田佳彦

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