野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】

野田内閣が進める重要政策について、総理の思いや取組状況等を国民の皆様に向けて分かりやすく伝えるための首相官邸オフィシャルブログ(官邸かわら版)です。

まずは隗より始めなければ

総理のブログ 2011年12月15日 (木曜日) 19:06

 臨時国会が終わり、年末に向けて解決すべき大きな課題に正面から向き合い、日々奔走する毎日が始まっています。

 先週末は、真夜中まで及ぶ調整を経て、来年度の「税制改正大綱」をまとめ、深夜2時過ぎに開催した閣議で決定しました。今週に入ってからも、TPPについて「関係閣僚会合」を立ち上げ、今後の関係国との協議と国民の皆様への情報提供をしっかり進めるための体制を整備したほか、パッケージ型インフラ、総合科学技術会議、国と地方の協議の場、国家戦略会議など、重要な政策決定の場で、関係閣僚に様々な指示を出しました。

 発足から100日を越え、新聞やTV、あるいは一般の方々から官邸に寄せられるご意見などの端々に、国民の皆さんが野田政権に対して向けておられる視線に厳しさが増していることを感じます。

 私自身にも閣僚にも、ご期待に応えられていない部分があります。懸念や批判は真摯に受け止め、心を正し、改めるべき点はしっかりと改め、課題にひとつひとつ答えを出すことによって使命を果たしていくしかありません。

 昨日、民主党に新たに「行政改革調査会」が発足し、私からも挨拶をしました。その場でも申し上げましたが、「まだまだ歳出削減と税外収入確保に取り組め!」というのが、国民の大多数の皆さんの共通した声なのではないだろうか、と私は受け止めています。

 私は、22年度と23年度の予算編成にも、累次の補正予算にも、財務副大臣、財務大臣として関わってきました。

 リーマンショック後、税収が大きく落ち込む中で、どうすればマニフェストの主要事項を実現できるのか。大震災後の巨額の復興予算にどうやって道筋を付けるのか。そうした厳しい課題が突き付けられましたが、責任ある政策運営を行うために、懸命に努力をしてきたつもりです。8つの特別会計の積立金や剰余金を苦労してかき集め、平成22年度には過去最大規模の10.6兆円の税外収入を作りました。

 しかし、「それではまだまだ努力が足りない!」というのが国民の皆さんの声です。

 特に、先の臨時国会では、復興財源の税外収入としても期待されていた郵政改革関連法案、臨時異例ではありますが国家公務員の給与を7.8%削減する法案について、残念ながら成立させられませんでした。前回も申し上げたとおり、年内にも引き続き与野党間の協議を続け、来年の通常国会の早い時期に成立を期します。

 そして何よりも、「国会議員こそ、まずは隗より始めよ」です。議員定数削減の問題にも「力こぶ」を入れ、民主党がイニシアティブを取って、来年の通常国会の早い時期に成立を期していかなければなりません。

 行政改革は様々な観点があり、知恵と情熱と実行力が求められます。例えば、特別会計の改革については、来年の通常国会に法案を提出する予定ですが、財務大臣に「更なる深堀り」をするよう指示しています。

 独立行政法人、公益法人、あるいは国有資産のあり方についても、野田政権として「全力を尽くして行政改革に取り組む」という姿勢を強く打ち出し、「実行」をもってその証を立てていかなければならないと考えています。

 各党会派にも協力をしていただき、行政改革の「決意」をひとつひとつ着実にカタチにしていく。政治への信頼回復は、そこからしか始まりません。

 国民の皆様から頂いた行政改革の大きな「宿題」は、社会保障・税一体改革と合わせて、必ず仕上げていかなければなりません。

 平成23年12月15日 内閣総理大臣 野田佳彦

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