野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】

野田内閣が進める重要政策について、総理の思いや取組状況等を国民の皆様に向けて分かりやすく伝えるための首相官邸オフィシャルブログ(官邸かわら版)です。

諦めない心で、挑む

総理のブログ 2012年01月05日 (木曜日) 19:30

 2012年。新しい年が始まりました。国民の皆様、改めまして、今年もよろしくお願いします。

 新年を迎えてなお、野田内閣が取り組まなければならないことは数限りなくあります。「年頭所感」昨日の記者会見で申し上げましたので、ここでは繰り返しません。ただ、実行あるのみです。

 昨日、記者会見が終わった足で、新幹線と特急を乗り継ぎ、伊勢神宮に向かいました。冬の澄んだ空気のもと、古木が生い茂る参道の砂利を一歩一歩踏みしめながら境内に向かう途中で、ふと空を見上げると、雲の切れ間からまぶしい木漏れ日が注いできました。

 一日も早く、被災地を含めた日本中で、未来への明るい展望と温もりが感じられるようにしなければなりません。この国の平和と繁栄、国民の皆さんの幸せを願い、祈るとともに、被災地の復興の実現に全身全霊を傾けることを誓いました。

 この国を造り、守り、繁栄を導いてきた先人たちは、新しい年が巡るたびに、こうした誓いと祈りを繰り返してきたのでしょう。長い長い「歴史のたすき」を継ぎ、次の世代へと渡していくために、今、私たちがこの国の将来のために、やり遂げなければならないことがあります。

 一番大きな挑戦になると思われるのが、「社会保障と税の一体改革」です。将来にツケを回し続ける社会で、若者が「今日より明日が良くなる」との希望は持てないのではないでしょうか。支える側であるべき若者や子育て世代のセーフティネット強化も欠かせません。欧州債務危機の影を必要以上に誇張したくはありませんが、我が国の財政状況を踏まえると、「対岸の火事」だと言い切れる状況ではありません。

 昨年末、民主党と政府は、議論の過程で様々な意見が出ましたが、「社会保障・税一体改革」について、最後は、拍手でもって一つの意思決定をすることができました。政権与党として逃げずに決断できたことは、意義あることだと思います。

 世界情勢も予断を許さぬ今年、まさに日本の正念場です。「政局」ではなく「大局」を見据え、国家・国民の真の利益を考え抜き、ひるまず実行する「本当の政治」を国民の皆さんは求めているのではないでしょうか。 先般、高校の同窓生から頂いた手紙に、大きな元気をもらいました。記者会見でも御紹介しましたが、恩師の世界史の先生が教えてくれた「世界で最も有名な6語」を忘れずに頑張れ、との激励が書かれていました。

 ・・・ Never、never、never、never give up! 

 第二次世界大戦時の英国首相 ウィンストン・チャーチルの言葉です。

 政治は、「可能性の束」と言われます。「不可能」は決してあり得ません。どんなに困難なことであっても、大義を繰り返し訴えていけば、思いは通じ、局面は変わる、と信じています。

 やらなければならないことから逃げたり、諦めたりするのでは、政権与党とは言えません。明日、政府与党としての素案が正式にまとまった段階で、真摯に、野党にも協議を呼びかけ、党派を越えて、日本の将来のための合意を得ていきたいと思います。 この国と国民のための政治とは何かが問われる一年。覚悟と決意を新たに、進んでいきます。

平成24年1月5日

 内閣総理大臣 野田佳彦

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