野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】

野田内閣が進める重要政策について、総理の思いや取組状況等を国民の皆様に向けて分かりやすく伝えるための首相官邸オフィシャルブログ(官邸かわら版)です。

追悼に復興への決意を込めて

総理のブログ 2012年03月05日 (月曜日) 19:22

 あの3月11日から、まもなく一年が経とうとしています。

 それぞれの方々の体験は大きく異なるとしても、国民の皆さん一人ひとりが、この一年間、かつてない濃密な時間を過ごしてこられたのではないかと思います。あの日をどのように迎え、その後の時間をどのように過ごし、そして今をどう生きているのか。どなたの心にも、様々な思いが去来しているのではないかと想像します。

私は、この機会に、できるだけ多くの方に、最愛の家族や友人らを失った方々と、不自由な暮らしを余儀なくされている方々に、まずは思いを致していただきたいと思います。

 政府としても、国立劇場で追悼式を執り行います。被災各県の追悼式を中継で結び、当日の午後2時46分には、1分間の黙とうを捧げ、犠牲者とご家族の方々に哀悼の意を表します。国民の皆さんにおかれても、これに合わせて、それぞれの場所において、黙とうを捧げていただければ、と存じます。

 本日から、官邸のロビーでは、『私の復興便り』から厳選した30点の写真とメッセージの展示を始めました。

 『私の復興便り』は、昨年9月から官邸ホームページに開設している企画です。被災地に暮らす方々や、ボランティアの方々から、復興に向けた被災地の日常を捉えた写真とメッセージの投稿を募集したところ、これまでに500点以上が寄せられました。今も連日、新しい便りが届き、掲載の更新は続いています。

 たった一枚の写真にも、多くのことを語る力があります。仮設住宅でベビーマッサージを受ける赤ちゃんや、6mのクリスマースケーキを嬉しそうに頬張る子供たちの写真を見ると、ほっとした気分になります。子どもたちの笑顔は、被災地の復興の希望を感じさせてくれます。

 子どもは社会の希望であり、未来をつくる力である―― これは、先週まとめた「子ども・子育て新システム」を貫いている哲学でもあります。

 もちろん、被災地の明るい側面だけを切り取ったものかもしれず、これだけで「復興が順調に進んでいる」と強弁するつもりはありません。他方、復興に向けて新たな歩み始めた人々の姿を目にすることで、少しでも多くの方が、これからも「支え」になっていきたいとの思いを共有していただければ有難いと思うのです。

 政府や自治体が主催するもの以外にも、この一週間は、数々のイベントが企画されています。その一つが「HUMANBAND on Route 3.11プロジェクト」です。3月11日の夜明けに、被災地で3×11=33秒間、手をつなぎ、追悼と復興への決意などを胸に刻もうというものです。
こうしたイベントに参加していただくのも、各人の思いを表現する一つの方法だと思います。主催者のホームページのリンク先を貼り付けますので、ご覧いただければと存じます。

 再び巡ってくる「3月11日」は、それぞれの人が、それぞれの場所で、それぞれのやり方で、一人でも多くの人が「追悼の思い」と「復興への決意」を新たにする日にしていただきたい。そう願わずにはいられません。

 その思いを第一に向けるべき先は、もちろん、私自身です。野田政権の最大の課題である東日本大震災からの復旧・復興を、スピードアップさせていかなければなりません。そのためには、被災地だけではなく、被災地以外の国民の皆さんのご協力も不可欠です。

 先週の党首討論では、被災地の復興、社会保障と税の一体改革、「身を切る改革」それぞれについて、ずいぶんと議論がかみ合ってきたように感じました。誰が政権を担ってもやらなければならない課題を愚直に訴え続ければ、必ずや理解を得られるのではないかと信じています。

 大震災から一年。被災地の復興に。それ以外の国政上の課題に。これからも必死に取り組んでまいります。

平成24年3月5日
 内閣総理大臣 野田佳彦

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