野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】

野田内閣が進める重要政策について、総理の思いや取組状況等を国民の皆様に向けて分かりやすく伝えるための首相官邸オフィシャルブログ(官邸かわら版)です。

危機管理の緊張感を常に

総理のブログ 2012年05月09日 (水曜日) 19:16

 先月末から今月にかけて、痛ましい事故や竜巻の被害などが相次いでおり、その報告を受けるたびに、心が痛みます。こうした不測の事態にも気を引き締めて対応するよう、関係者に改めて指示をしているところです。

 集団登校中の小学生たちの列に車両が突っ込んだ京都の事件の記憶もまだ生々しい折、先月末には、関越道での高速ツアーバスの悲惨な死亡事故が発生しました。訪米中も、日本での関連報道を見聞きし、気になってなりませんでした。

 楽しいはずのゴールデンウィークを前に、予期せぬ事故によって亡くなられた方々、そしてそのご家族のことを思うと、言葉もありません。ご冥福をお祈りいたします。

 今も捜査が続けられていますが、法令違反には厳正に対処しなければなりません。併せて、安全対策や事故防止を徹底するよう、もし制度上の不備があるならば、早急に改めていかなければなりません。

 私事になりますが、本日、運転免許の更新手続を行ってきました。自分で運転する機会はめっきり減ってしまいましたが、更新時講習を受け、安全運転の重要性について改めて肝に銘じた次第です。

 一般論ですが、一連の規制緩和によって、新しいサービスの拡大という形で消費者の利便性が高まった反面、社会の様々な場面において、一部の人が不当なシワ寄せを受けたり、隠れたリスクが高まったりするような「ひずみ」も散見されています。

 そうした点を「国民の生活が第一」という観点から見直していく作業も、この内閣が取り組まなければならない大きな課題の一つだと認識しています。

 高速ツアーバスについては、競争の激化で過労運転が常態化したりすることのないよう、運転手の勤務時間や乗務時間に関する基準を見直すとともに、事業者の旅程管理や運行管理のあり方を見直すなど、新たな仕組みの導入を急ぎます。

 6日には、突然の竜巻が茨城県や栃木県を襲いました。茨城県の中学生が亡くなられたほか、怪我をされた方も多く出ています。また、多くの住家が破壊され、不自由な避難生活を余儀なくされている方々がいらっしゃいます。こうした皆様にも、改めてお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 政府としては、7日午前に末松・内閣府副大臣を団長とする政府調査団を現地に派遣するなど、被害状況の調査や被災者への支援を進めています。先日、現地から戻ってきた直後の末松副大臣から、被災地の現状について、詳細な報告を受けました。竜巻の残した爪痕はすさまじいものがあります。大自然の脅威を、先の大震災とは異なる形で、改めて見せつけられた気がします。

 関係省庁が連携して、被災者・被災自治体に対する物的・人的支援に全力を挙げます。併せて、大規模な竜巻被害にも十分な対策を講じることができるよう、政府としての「検討チーム」を立ち上げ、早急に取りまとめるよう指示しているところです。

 昨日、いよいよ社会保障・税一体改革の本格的な国会論戦が始まりました。「国家国民のために、そして未来を担う次世代のために、建設的な議論をしよう」と野党の皆さんにも呼び掛けました。民主主義のもとでの「決断する政治」は、闊達な議論に裏打ちされるべきものです。大いに議論をして、より良い成案を得る、ということに尽きます。

 もちろん、国政の課題は決して社会保障・税一体改革だけではありません。すべての事柄に責任を持って取り組むのが政権与党です。

 課題が山積していることは、改めて申し上げるまでもありません。特に、地震であれ、大雨であれ、竜巻であれ、災害への備えや危機管理に「休み」はありません。引き続き、24時間365日、緊張感をもって取り組んでまいります。

 平成24年5月9日 内閣総理大臣 野田佳彦

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