野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】

野田内閣が進める重要政策について、総理の思いや取組状況等を国民の皆様に向けて分かりやすく伝えるための首相官邸オフィシャルブログ(官邸かわら版)です。

決断する政治の大きな一歩

総理のブログ 2012年06月27日 (水曜日) 18:39

 内閣改造以降のここ20日間あまり、大飯原発3、4号機の再起動に関する最終判断、社会保障・税一体改革に関する三党合意、メキシコ・ロスカボスでのG20首脳会合への参加など、大きな政策判断や重要な会合が相次ぎました。この間、およそ気の休まることがなく、このブログの読者の皆さんには、大変に御無沙汰をしてしまいました。

 昨日、一体改革の関連法案が衆議院を通過しました。一昨年の10月から議論を始め、昨年6月の「成案」、年末・年始の「素案」、そして「大綱」、3月の関連法案の国会提出、三党での修正協議と一つ一つ丁寧に手順を踏んで議論を進めてきた成果です。

 この改革の意義や、私を突き動かしている危機感や切迫感については、ここ数日間、様々な場で力を込めて訴えましたので、その内容を敢えて繰り返すことはしません。

 社会保障の安定財源の確保も、疲弊する現役世代や子育て世代への支援も、経済再生も、身を切る改革も、すべてが待ったなし。「何かが先」ということではなく、「すべて同時に」進めなければならないということに尽きます。

 先般、1泊4日の強行軍で参加したG20の最大のテーマは、欧州債務危機への対応でした。滞在中にギリシャの選挙結果が出て、首脳会合でも大きく取り上げられました。

 今、世界各地で、民主主義の成熟度が試されているように思います。厳しい経済情勢や財政制約の中、難しい決断を迫られ、多くの先進国が「決めるべきことを決められない」状況にあります。

 国際社会から、その「決められない政治」「先送り政治」の代表例と見られてされてきたのが、我が国でした。

 衆議院通過は一つの通過点に過ぎませんが、熟議を尽くした上で、決める時には決める。一体改革を契機として、そうした政治文化を我が国に根付かせていければと思わずにはいられません。

 衆議院での採決にあたり、民主党の中から多くの造反者が出たのは、極めて残念です。党内の所定のルールにのっとって、厳正に対応いたします。これから始まる参議院での審議で、より多くの賛同を得られるよう、気を引き締めて臨みます。

 一体改革だけでなく、大震災からの復興、原発事故との戦い、経済再生など、国政の課題は多岐に渡っています。どれもが重たい課題です。しかし、逃げずに向き合わねばなりません。

 今回の衆議院での可決が「決断する政治」の大きな一歩となるよう、困難な課題にも勇気をもって挑んでまいります。

平成24年6月27日 内閣総理大臣 野田佳彦

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