野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】

野田内閣が進める重要政策について、総理の思いや取組状況等を国民の皆様に向けて分かりやすく伝えるための首相官邸オフィシャルブログ(官邸かわら版)です。

助け合い、支え合う心から

総理のブログ 2012年07月18日 (水曜日) 19:32

 四国から関東地方でも梅雨が明け、厳しい夏の暑さが本番を迎えました。身体が夏の暑さに慣れず、寝苦しい夜を過ごされた方も多かったのではないでしょうか。とりわけ、お年寄りやお子さんは、くれぐれも熱中症にご注意ください。

 九州北部豪雨は、まさにこれまで経験したことのないような、凄まじいものでした。亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

 先週末に中川防災担当大臣を現地に派遣し、被害状況の報告を受けました。被災自治体への支援を早急に実施し、政府としての務めを果たしてまいります。

 濁流の爪跡もまだ生々しい現地に多くの学生ボランティアが入り、家の中の泥をかきだす手伝いをされていたと聞きます。こうした「助け合い」の姿を実に頼もしく感じます。

 東日本大震災から1年4ヶ月を迎え、去る土曜日には、岩手県の沿岸部、釜石市と大槌町を訪問させていただきました。

 津波の痕跡が残る被災地でも、復興は「ビジョンを描く」段階から「実際に物事を進めていく」段階に着実に移りつつあります。だからこそ難しさが増している、という側面もあり、住民の方々の意見調整を丁寧に進めておられる自治体関係者のご苦労を垣間見ました。
 復興の進展とともに、課題も変わっていきます。仮設商店街やショッピングセンターには地元の皆さんが集い、予想以上の活気を感じました。
 しかし、これから元の店舗の復旧を進めれば、いわゆる「二重ローン」の問題が本格化してきます。仮設住宅を出て自宅を再建しようという時に消費税引き上げのタイミングが重なることで、住宅再建に悪影響が出ないようにしてほしい、との声もありました。

 二重ローンを抱える中小企業への支援決定までの期間を短縮する対策パッケージの策定を関係省庁に指示しました。また、被災者の方々のご懸念を踏まえ、消費増税の際の住宅再建への配慮を具体的に検討します。こうしたきめ細かな対応に更に心を砕いていかなければなりません。

 7月に入ってから、宮城、福島、岩手各県の被災地に伺いました。不自由な暮らしをされている方々の声を聞き、少しでも元気づけられれば、という思いで現地に足を運びましたが、その場を離れる頃には、被災者から元気をもらい、むしろ私自身が励まされていました。互いに励まし合うことで、厳しい今日を生き抜き、不確かな明日を生きる勇気を与えあう。そうしたことの大事さを改めて教えられた気がしています。

 先日、テレビ番組に出演した折、学校でのいじめ問題について私から子どもたちへのメッセージをお伝えしました。かつて子どもの周りにいる大人たちは、毅然とした態度でいじめの問題に接していました。私が幼少の頃にも、そうした大人たちの姿があったことを思い起こしています。

 日本が抱える大きな問題を乗り越えるためには、まず何よりも、「助け合い、支え合う」存在であるという人間の本質を、子供たちの心に響かせていくことが大事なのではないかと考えています。

 平成24年7月18日 内閣総理大臣 野田佳彦

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