野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】

野田内閣が進める重要政策について、総理の思いや取組状況等を国民の皆様に向けて分かりやすく伝えるための首相官邸オフィシャルブログ(官邸かわら版)です。

明日への責任。宮古魂。

総理のブログ 2012年10月30日 (火曜日) 18:58

 昨日(29日)、臨時国会が開会し、衆議院で所信表明演説を行いました。就任後、4回目の国会演説となります。

 何のための「決断する政治」なのか。野田政権は何を目指すのか。それらを明らかにしながら、「明日への責任」をキーワードとして、「今、やるべきことをやり抜こう」「今を生きる世代としての責任を果たしていこう」というメッセージを様々な側面から訴えました。

 実際に演説を聞いたり、あるいは事後的に読んだりしていただければ、目の前にいかに数多くの難題が残ったままであるかお分かりいただけるかと思います。

 そうした状況のもとで、参議院では所信表明演説が行われないという憲政史上初めての異例の事態となっています。

 民主党を中心とする政権の取組は、皆さんの大きな期待に応える上では道半ばであり、野田内閣としても、まだまだ至らぬところがあるだろうとは思います。だからこそ、国会での論戦を通じて、より良い道を探し出していく作業が必要となるはずです。

 しかし、所信も聴かず、国会での議論を行わないという姿勢は、極めて残念でなりません。何とかして、この動かない国会を動かし、明日への責任を果たしていかなければなりません。

 日本経済の再生は、現下の最大の課題です。去る26日、予備費を活用して、経済対策の第一弾をとりまとめました。また、本日(30日)、政府と日銀で「共通理解」をとりまとめ、発表しました。日銀においては、金融緩和の強化に更に踏み込んでいただきました。デフレからの早期脱却に向けた更に大きな一歩となるものです。

 震災復興も、「明日への責任」を果たすための最優先課題の一つです。27日の土曜日には、岩手県に達増知事を訪ね、その後、沿岸部の宮古市と山田町を御一緒に訪問させていただきました

 今回、被災地で出会った方々の多くは、ひたすらに前を見て、「明日」に向かって歩いておられました。

 レッドカーペットを車道に敷いて新成人らを祝うイベントを行ったり、地域通貨を発行したりして、独自の賑わいを作る元気な商店街。中小企業グループ化補助金を活用して被災した水産加工場を再建し、目に涙を浮かべながら、従業員の皆さんと一緒に当時の経験をお話しされていた経営者。津波に何度も襲われながらも「先人たちから引き継いだ土地は守る」と決意する沿岸の街の職員たち。

 商店街でいただいた「宮古魂・がんばっつぉ」と書かれたTシャツには、被災地の不屈の魂が凝縮されており、励ますべき当方がまたも元気を分けてもらったような気がしました。

 山田町の仮設住宅で、これから二度目の厳しい冬を迎えようとしている方々のお話も伺いました。不自由な暮らしの中で、受験期の子どもたちが自習できる環境を整えたいと心配されている年配の方々の声が心に残りました。

 被災地のなりわいを取り戻そうと格闘する人々への支援は、途切れさせてはなりません。予備費を活用して、中小企業グループ化補助金や福島企業立地補助金の拡充も決めました。明日への責任を果たそうとする心ある人々の心意気に励まされながら、この厳しい国会に臨みます。

平成24年10月30日
内閣総理大臣 野田佳彦

カテゴリー

バナー

  • 首相官邸 災害対策のページはこちら
  • 首相官邸はこちら
  • 政府インターネットテレビはこちら

このブログについて

野田内閣が進める重要政策について、総理の思いや取組状況等を国民の皆様に向けて分かりやすく伝えるための首相官邸オフィシャルブログ(官邸かわら版)です。